
チョコ、キャラメル、カシスの風味。ブラウンシュガーのような甘みの珈琲です。
カハマルカ県ハエンの高い山中の、ラ・カスカリージャと呼ばれる場所にリティアさんと彼女のお母さんが営むコーヒー農園「エル・アルボル・デ・ラ・ヴィーダ」(スペイン語で「生命の樹」の意味)があります。幼いころから、自分の母が根気強く、献身的に農園の手入れをするのを見てきたリティアさんにとって、コーヒーは単なる作物以上の意味を持ちます。
今では母と2人一緒に農園を守っています。
大規模なチームで運営される農園とは異なり、リティアさんたちの農園では朝から晩まで、すべての作業を自分たちで行います。彼女たちは毎朝、霧に包まれた農園の中を歩きながら、コーヒーの木が自分たちの献身に応えてくれると信じて、コーヒーの木々に話しかけているといいます。
他のコーヒー生産者との交流の中で刺激を受け、リティアさんたちは有機農法を用いてコーヒーの品質を向上させていく取り組みも始めました。彼女たちのエル・アルボル・デ・ラ・ヴィーダ農園は、この地域において、コーヒーがいきいきと育つ、サステナブルな農園のモデルとなっています。
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